古書店街とBAUHAUS
ここ数年、書店の廃業が相次いでいるようだけど、古書店街は健在ですね(経営にご苦労はあるかもしれませんが)。
「文化のメディア」として機能しているのかな。単に知識を媒介する紙のメディアじゃなくて、本という形態に隠された価値観とか伝えるメディアなのかもしれません。
それで今日は神保町へ行ったのですが、美術系の古書を扱う源喜堂で、バウハウスの雑誌「die neue linie」を見つけたので買ってしまいました。
バウハウス(BAUHAUS)とは、美術と建築に関する総合的な教育を行ったドイツの学校です。僅か14年でナチスにより閉校されてしまったのですが、モダンデザインを語るには不可欠な存在なんです。
学校は間違いなくメディアだけど、知識を媒介するだけじゃないですよね。何て言うか、言葉では伝えられないコミュニケーションが、高度情報化社会においてますます大切になっていくような気がします。
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